国指定史跡　弁慶ヶ穴古墳（べんけいがあなこふん）　Benkeigaaba Tomb

弁慶ヶ穴古墳は、熊本県山鹿市の東北部、通称熊入台地にある６世紀後半に造られた高さ5.7m、直径15mの円墳で、南西に入口を持ちます。
複室の横穴式石室は、巨大な石材を使用して構築し県下最大級のものです。
前室側壁などに赤、白、灰色で船と荷と鳥、船に乗せた馬などが描かれ、その特異な図柄は有名で、国指定の史跡となっています。



チブサン古墳と同様に、わが国を代表する装飾古墳の一つです。人が入ると空気が古墳内部に入り内部の乾燥が進み、装飾が劣化してしまう恐れがあるため、現在は古墳内部の一般見学は行っていません。

熊本県立装飾古墳館（山鹿市鹿央町）で撮影した弁慶ヶ穴古墳内部（レプリカ）

熊本県立 装飾古墳館（山鹿市鹿央町）には、弁慶ヶ穴古墳内部と装飾文様が詳細に再現された実物大模型が展示されています。写真で紹介します。

弁慶ヶ穴古墳へのアクセス等の情報

住所： 〒861-0511 熊本県山鹿市熊入町
地図：GoogleMap　Mapfan　Mapion　（175 367 647）
緯度経度：N=33.1.21.8　E=130.41.17.2（日本地理系）

肥後古代の森ページのロードマップも参考になると思います。


オススメの音楽！！

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気軽に読める、古墳ガイド本　（表紙カバー写真は当方撮影です。）

古墳の歩き方　まりこふん著