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トックリキワタ(パラボラチョ/パロボラッチョ)|実、綿、花の写真
トックリキワタの木 (パラボラチョ/パロボラッチョの木)
トックリキワタ (Chorisia speciosa St.-Hill)
原産地:南米ブラジル〜アルゼンチン
スペイン語でPalo borracho(パラボラチョ/パロボラッチョ)(酔いどれの木)とも呼ばれているそうです。
幹がとっくりの形に見えること、樹の幹が膨らんで、酔っぱらいの腹のように見えることに由来等、諸説あるようです。
宮崎県立青島亜熱帯植物園のトックリキワタ(パラボラチョ/パロボラッチョ)
宮崎市の宮崎県立青島亜熱帯植物園には、大温室横にある芝生広場を取り囲むように
トックリキワタ・
アケボノキワタ(
パラボラチョ/パロボラッチョの木と呼んでいるようです。)が植えられております。
青島亜熱帯植物園のWebを参照すると、樹齢40年を超えるこのパラボラチョ/パロボラッチョの木は、アルゼンチンの宮崎県人会が贈ってくれた種から育てられたものとか。
毎年5月10日〜20日頃になると直径10cm程度の実が割れると、中から白い綿が出て来て、舞い降り、芝生広場はさながら雪が振ったような不思議な光景となります。
綿毛は温度・湿度他からの種子を守る為、また、風による種子散布の為に綿毛を持つようになったと考えられているそうです。
この綿、触ると軽ーーい 「
そのまんま綿」なんです(笑)
かつては座布団などに、また浮力が大きいので救命胴衣、ブイの浮き材等にも使われていたそうです。
綿の中には5mm程度のアサガオの種のような黒い種が入っております。
それでは そのトックリキワタ(パラボラチョ/パロボラッチョ)の不思議な世界を写真で紹介しましょう。
*写真はクリックすると新しいウインドウで1024pixサイズに拡大します。