| 2009年7月22日は46年ぶりに日本国内の一部の地域で「皆既日食」、その他の地域でも「部分日食」が観察できる日です。 私の住む宮崎県でも県南に位置する串間市の都井岬では９６．４％の「部分日食」が観測でき、これほどの規模の日食は宮崎県内では150年ぶりとか・・。 主な宮崎県内の、日食の割合、欠け始め、最大食、日食の終了時刻です。 串間市 96.4% 9:38 10:59 12:22 宮崎市 94.6% 9:38 10:59 12:22 延岡市 92.2% 9:39 10:59 12:21 指折り数え・・梅雨も明けた・・さてさて・・日食当日になると・・ 天気が悪い・・。 宮崎市は時より強い雨の降る、どんよりとした厚い雲に・・・ 完璧にあきらめておりましたが、ふと空を見上げると雲間から日食が一瞬だけ顔をのぞかせました。 雲という天然のＮＤフィルター？越しの撮影の為、この日の為に手作り用意していたフィルタ−は未使用。 日食が見えはじめたのは最大の欠けから少し食の進んだ状態でしたが・・・ 一応 撮れたのでよしとしましょう。 |
写真をクリックすると新しいウインドウで1024pixに拡大します。
Solar eclipse 2009/07/22 11:12:31 Miyazaki City
ISO 200 F6.3 1/1000(S) Lenz 750mm(35mm換算)
フィルターなし 撮影後3/4程度にトリミング処理
下の写真は日食の欠け具合から判断すると、カメラを若干右下がりで構えて撮影した可能性が大きいです。
悪天候ですっかりあきらめていたところの突然の日食のお目見え、興奮気味に焦っての手持ち撮影だったもので。
Solar eclipse 2009/07/22 11:18:17 Miyazaki City
ISO 100 F8.0 1/2000(S) Lenz 750mm(35mm換算)
フィルターなし 撮影後3/4程度にトリミング処理
今回は強力な天然のフィルター（雲）越しの弱い光の部分日食でしたのでフィルター無しで撮影を行いましたが、
雲の無い場合の部分日食等では、専用のフィルターを使わないと、目、カメラを痛めますの十分ご御注意を。
次回、宮崎で見る事の出来る日食は、2012年5月21日7時過ぎ頃(日本時間)に関東から九州、沖縄
にかけて広く見ることができるという太陽が細いリング状に見える「金環日食」のようです。 地図（nasa）
次回 日本で皆既日食が見られるのは・・・26年後の2035年9月（北陸や北関東）です。
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当サイト内2009年日食関連ページ（ブログ記事）
22日皆既日食・都井岬で部分日食観測を
アストロソーラーフィルムで日食撮影フィルター自作
今回の皆既日食の動画リンク
46年ぶりの皆既日食・太平洋上(NHK) 硫黄島(NHK) （共に動画サイトYouTubeへリンク）
＊ 上記ＮＨＫ番組のキャスト等はＮＨＫ公式ページを参照してください。
太平洋上は船からの撮影の為、絶えず太陽がゆれており、見辛いので硫黄島がお奨めです。
冒頭書いたように、部分日食はまるで三日月、写真にすると非常につまらないものではありますが・・・、
珍しいものにつき、旬なものに付き、ページ化しました。
晴れていたら・・カメラ固定でインターバル撮影、欠け始めから終わりまでの軌跡を撮りたかった・・・残念！
Solar eclipse 2009 / Miyazaki City
2009年7月22日｜宮崎県宮崎市で撮影した部分日食の写真
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