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妙円寺跡石塔群(宮崎市大字浮田)
妙円寺跡石塔群の場所、地図(マップ)
場所: 宮崎県宮崎市大字浮田 地図(マップ):
おおーーよそこのあたりです。
この石塔群は、南北朝末期以降の記年在銘を持つ、五輪塔681基、板碑546基、その他墓石記念碑等10基、計1237基が階段状に造立されており、その規模の大きさは、県内はもとより九州地域内でも類を見ない。この石塔群は、昭和11年に藤元智明住持により発掘され、現在の配置に改設された。この中で最も古いものは、板碑で貞治2年(1363)、五輪塔で至徳2年(1385)であり、室町時代のものが全体の75%を占めている。また門流系図、伊東略系図、長友系図上の人物名を銘文に持ったものが確認されており、地方史はもちろん宗教史のうえからも、貴重な資料を提供する石塔群である。(現地案内板より)

銘文の確認されているものの中において、伊東氏敗退、豊臣秀吉の九州統一期(1577〜1587)から約100年間には石塔の造立はみられず、空白期となっていることも注目されます。(宮崎県サイトより)