宮崎市英国式庭園木漏れ日のガーデンメイズガーデン（国際海浜エントランスプラザ）

国際海浜エントランスプラザは、フローランテ宮崎を挟んで、北エントランスと南エントランスに分かれており、今回紹介する、英国式庭園、木漏れ日のガーデン、メイズガーデンは、南エントランス側にあり、他に、芝生広場や涼しげなせせらぎ水路、噴水広場、天然芝の多目的広場、テニスコートなどもあります。

英国式庭園は、1999年に宮崎で開催された「グリーン博みやざき'99」の際、イギリスのトップガーデンデザイナーのロビン・ウィリアムス氏によってデザインされた庭園で、英国を代表する４つの本格的ガーデン（コテージ、シーサイド、フォーマル、メドゥ）で構成されています。
庭園の中央にあるガーデンハウスも同時に設計されたもので、古くからの英国の人々の生活感あふれる佇まいにするために、様々な建築技術を駆使して造られました。

「私の庭づくりは、その庭の環境を知ることから始まります。
宮崎に来て最初にこの景観を見たときに、松林の中にイギリス的なムードが漂っているのを感じました。
インスピレーションがわきあがり、すぐにガーデンハウスや庭のデザインにとりかかりました、この英国式庭園はイギリスの４つの家と庭が味わえるだけでなく、さまざまなこだわりを持っています。しかも、訪れた人がいろんなアイデアを自分の庭に取り入れることができます。まさに実生活にマッチした庭園だと言えるでしょう。」　/ ロビン・ウィリアムス

文は現地案内板より・写真は、チェルシーフラワーショーのロイヤルプレビュー(内覧会)でエリザベス女王に説明をするロビン氏

この庭園は、「グリーン博」終了後に取り壊される予定でしたが、宮崎県民の間から保存を望む声が相次いだ事から、宮崎市が引継ぎ管理してきました。その後、宮崎市は、さらに行き届いた花の手入れや建物の管理を行うため指定管理者を選定、委託運営しています。

➡　アクセス・地図・駐車場案内などは下部に記載

2024年英国式庭園　春のガーデンフラワーショー案内

英国式庭園 2024年春のフラワーガーデンショー

英国式庭園入口(国際海浜エントランスプラザ)

木漏れ日のガーデン

駐車場から英国式庭園へ向かう途中、松林の中に「木漏れ日のガーデン」があります。春には木道を囲むようにチューリップなどいろいろな花が咲き乱れ、とても雰囲気の良い空間です。

木漏れ日のガーデン(国際海浜エントランスプラザ)

迷路　メイズガーデン

英国式庭園前に迷路（メイズガーデン）があり、高台から見下ろす事も出来ます。植栽は毎年変っているようです。

メイズガーデン(国際海浜エントランスプラザ)

フォーマル・ガーデン

イタリアやフランスの流れを組む整形式庭園にモダンさが加わえられており、煉瓦の柱に支えられたバーゴラ（植物を絡ませるようにして作られた棚）のブルーグリーンがこの庭全体のテーマカラーとなっています。
植栽はコテージ・ガーデンに比べるとシンプルに仕上げられています。装飾性の高い石造りの彫刻やベンチなどのガーデンオーナメントも自然と目線が向う場所に整然と配置されています。

英国式庭園フォーマルガーデン(Formal garden)

メドゥガーデン

松林が活かされ、自然形の池とともに静かな空間を生み出しています。イギリスの２大フラワーショーの一つであるチェルシーフラワーショーで金賞を取ったアーティストの金網細工の羊がかわいらしく、庭全体に牧歌的な趣を添えています。
ガーデンハウスの壁面にはイギリスのコッツウォルズ地方の自然石が使用されています。

英国式庭園メドゥガーデン(Meadow garden)

英国式庭園ガーデンハウス

英国式庭園コテージガーデン(Cottage garden)

英国式庭園メドゥガーデン(Meadow garden)

英国式庭園シーサイトガーデン(Seaside garden)

英国式庭園コテージガーデン(Cottage garden)

英国式庭園パーゴラ(Pergora)

英国式庭園コテージガーデン(Cottage garden)

英国式庭園ガーデンハウス(Garden house)

ガーデンハウス内で撮影した写真

ガーデンハウスでは、紅茶やハーブティー、コーヒー、ジュースなどが楽しめます。
営業時間：11:00 - 16:30（オーダーストップ 16:00）
定休日：不定休

他のお客さんが居らしたら、場の雰囲気を乱すので撮影は控えようと思っていたのですが、この日は平日という事もあり、他にどなたもいらっしゃらなかったので、紅茶を待つ間に少し撮影しました。

英国式庭園ガーデンハウス(Garden house)にて

英国式庭園ガーデンハウス(Garden house)にて

➡ 英国式庭園のカフェに北欧の妖精（宮日新聞）

英国式庭園ガーデンハウス(Garden house)にて

やはり英国式庭園ですから、紅茶でしょう！ってことで、紅茶をいただく。
ガーデンハウスではリーフから入れる本格的な紅茶が楽めます。
本格紅茶はおいしい　紅茶の淹れ方「ゴールデンルール｣に則り、丁寧に淹れているとか・・。
雰囲気も手伝い、美味しかった！
ポット付きでサーブ、クリーム無し、入れてと、二杯楽しめるのが嬉しい。スコーンも頂いた。
ほんとは「アフタヌーンティーセット」を楽しみたかったのですが、今日は平日、「アフタヌーンティーセット」は土日祝10セット限定との事でした。
テラスでも楽しめますとの案内でしたが・・
素敵なガーデンに、オッサンがくつろぐシーンは、全くもって絵にならないだろう、折角のフォトジェニックな場所、迷惑だろう・・・と自粛、中でいただくことにしましたとさ（^^;）
営業日等は、公式サイト内ガーデンハウスでご確認を。

迷路（メイズガーデン）から見たガーデンハウス

《追記》メイズガーデンの木造橋は、2024年3月までに撤去されるようです。

迷路（メイズガーデン）

不思議のこみち

木漏れ日のガーデン

(国際海浜エントランスプラザ)　アクセス・地図等の情報

住所：〒880-0836　宮崎市山崎町浜山414-1
地図：GoogleMap　Mapfan　Mapion

（66 415 629*25）
緯度経度：31度56分50.4秒 131度27分58.98秒（日本測位系）
（世界測位系どは上記Mapfanページにて確認可能）
上記地図等は、駐車場の位置です。
ＪＲ：日豊本線蓮ヶ池駅下車、駅から徒歩約35分
バス：宮崎交通　(18)シーガイア線フローランテ宮崎下車徒歩５分

国際海浜エントランスプラザの広域地図(リーフレットより)

国際海浜エントランスプラザの地図(リーフレットより)

国際海浜エントランスプラザ南エントランス案内図(リーフレットより)

国際海浜エントランスプラザ
南エントランス案内図(リーフレットより)

英国式庭園駐車場

※印の駐車場は、利用受付をした車両のみ駐車が可能となる「駐車場許可証」が必要な駐車場です。
詳細は公式ページ「木漏れ陽のガーデン西側の園内駐車場利用方法について」を参照。

英国式庭園駐車場案内図（元画：2024年春のフラワーガーデンショーチラシより）

英国式庭園案内図(リーフレットより)

➡　公式サイト　リーフレット（ＰＤＦ）
公園管理事務所：国際海浜エントランスプラザ管理事務所
指定管理者：MParks+PHOENIX（代表構成団体一般財団法人みやざき公園協会）

「グリーン博みやざき'99」

フローランテ宮崎と南エントランスプラザの一帯は、英国式庭園含め、1999年に開催された「グリーン博」の跡地です。
「グリーン博みやざき'99」は、1999年(平成11年)3月27日から5月30日までの65日間の日程で、開催。会場には、英国式庭園や県内外の企業が提案する庭などを設置。連日多くの人でにぎわい、総入場者数は目標を大きく上回り、190万人にも達しました。
以下は、当時の「広報みやざき」の案内を転載したものです。