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平和台公園平和の塔内部を月限定で公開へ タイトル 前頁[目次]次頁-

Date: 2009-10-17
更新:2010-10-18





平和台公園平和の塔内部を限定で公開へ


宮崎市平和台公園の平和の塔

平和台公園平和台公園の「平和の塔」は、日本サッカー協会(JFA)のシンボルマーク「八咫烏(やたがらす)」の製作者、でも知られている、日名子実三氏の設計によるものです。
 
塔を製作するにあたり日名子実三氏は昭和13年秋頃より約二ヶ月間、宮崎県下の高千穂、美々津、西都原等を見て回り、構想を得たそうです。

塔四方にある4体の信楽焼の像も日名子実三氏の手によるものです。塔の内部にも氏の石膏レリーフ8枚が保存されていますが、現在、塔内部は一般公開されておりません。

2008年度、2月の宮崎県議会で「宮崎県立平和台公園の平和の塔の内部解放はできないのか」との質問があり、宮崎県は塔の常時一般公開の検討を行ったようですが、検討の結果、翌2009年6月17日「石こうレリーフ保存の問題などから常時公開は困難」との見方を示しました。
ただ、「平和の塔の内部を見たい」との要望が根強いことから、乾湿を繰り返すと急速に劣化する石こうの保存状態や内部の安全性を調査し、実現可能であれば参加者を限定した見学会を開くことも検討する事になっておりました。 
関連ページリンク → 平和の塔内部の見学会を検討 宮崎日日新聞どげんかせんとイカン

 あれから案内もありませんでしたので、やはり「諸々あり」公開は難しいんだろうな・・と思っておりましたところ、10月17日の地元紙、宮崎日日新聞に期日、県内在住者・見学者数限定で11月に一般公開をする旨の記事があり、宮崎県のWebサイトを確認すると、既に「平和の塔内部見学会」参加者募集の掲載がありました。






ニュース記事リンク追加 (ニューズ記事は時間の経過とともに削除されることがあります。)

 宮崎の「平和の塔」、内部を初公開 読売新聞・九州版 09年11月23日
 平和の塔:半世紀ぶり内部公開 戦時中の空気伝える 毎日新聞・地方版 09年11月23日


 [追記]
 平成22年の 見学者募集がありましたので掲載しておきます。

 宮崎県立平和台公園「平和の塔」内部見学会の参加者を募集 宮崎県
 開催日時 平成22年11月21日(日曜)9時〜16時
 募集期間 平成22年10月20日(水曜)〜平成22年11月2日(火曜)必着
 募集人数 300名(応募者多数の場合は抽選)

 内部の配置図が県のサイトにありました。 → PDF



平和台公園 平和の塔内部を限定公開へ





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