「渡辺綱纜教授(宮崎産経大)がさよなら講義」 という記事が新聞の地元記事に掲載されておりました。 おりしも、ここ数日の宮崎交通の産業再生機構申請決定、サボテンハーブ園、都井岬観光ホテルの土地、建物、宮交シティーの売却案等を見、おさらいをすべく、氏の著書「空ある限り」宮崎日日新聞社発行をたまたま読んでいたところだけに気になりました。 渡辺氏は宮崎交通、岩切章太郎氏の時代は企画、広報、宣伝を担当として活躍され、納涼バスの企画、宮交シティーのリニューアル等にも携り、(のちに宮交シティー社長)、宮崎交通時代は常務。 宮崎交通と共に半世紀を歩んだ方、退職後、経済学部観光経済学科で6年間、観光学概論やリゾート開発論を教えてきた方。 この日の講義は、65年春から放映されたNHK朝の連続テレビ小説「たまゆら」の原作者・川端康成が、夕映えに感動して宮崎滞在を予定より延ばしたことなど、興味深いエピソードを披露。 講義を終え 「若者に接し、こちらも元気をもらった。自然を生かせば、宮崎観光は再び脚光を浴びると確信している」と話したという。 まさしく その通りだと思います。 宮崎には自然という何ものにも変えがたい素晴らし資産がある。 それをどう生かし、地元が潤えるかかポイントだと思うのですが・・、なかなか・凡人には難しい・・。 間違っても宮崎県民のトラウマ?リゾート開発盛んなあの時期の某所の様に間違った方向へはすすまないとは思いますが・・。 燃料高騰、昨年3本の台風直撃は今頃ボディーブローの様に各企業にジワリジワリと・・・。 産業再生機構で宮崎交通は再出発する事になるでしょうが、宮崎に密着した企業だけに、いち早く元気な企業となる事を願ってやみません。 そう あの不死鳥(フェニックス)のように。 橘公園にて撮影:フェニックスの影はまさしく火の鳥に見えます。
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