宮崎観光ニュース｜出の山公園のホタルまつり 今年は休止 / 小林市

西日本新聞によると、ホタルが減り始めたのは３年ほど前からのようで、シーズン中、３０分間にホタルが飛翔（ひしょう）する最大数は２００６年には４２００匹だったが、０９年は１０００匹と４分の１以下に、ホタル水路の幼虫数（２月）は、４年前と比べ約９割減になったようです。

私の場合、祭り関係なく、純粋にホタルを楽しみたいだけなので、ホタルの数が減ったにせよ、例年通り、見る事が出来るのかが気になるところですが・・。
しかし・・ホタルの保護という観点からすると、車のライト（光害）、やら人の気配はホタルにとっては迷惑な行為となる事でしょうし、やはり今年はおとなしく、来年に期待してそっとしておいた方が良いかなぁと・・考えたりもします。

出の山公園の紹介

　出の山（いでのやま）公園では霧島連山からの豊富な湧水を利用し、虹鱒・鮎・鯉・鰻などの養殖が行われております。
世界三大珍味のキャビアで有名な「チョウザメ」の飼育等でも有名です。
「全国名水百選」（環境庁）に選定され、また、ゲンジボタルが「ふるさといきものの里」（環境庁）にも認定されています。

出の山公園の蛍鑑賞時間のめやす。（過去のDATA）
19：30頃　ホタルは所々で点滅を始めます。
20：00頃より乱舞の開始、20:30頃からPeakを迎え、21時00頃迄全体に広がります。21：30頃までは楽しめます。

ホタル関連の一般情報

ホタルが舞う日は、数日。蒸し暑い日、風がない日、暗い日（月あかりのない日）
ホタルが光る時は交尾の時期、ホタルは卵を生み１週間程度で死んでしまうそうです。
ホタルは、簡単に網で捕まえられますが、１日程度で死んでしまうそうです。捕まえるのはやめましょう。
カメラのフラッシュ（ストロボ）がオート発光しないよう、明るい内にカメラの設定をあらかじめ行っておきましょう。
蛍は光に驚きます。そっと見守りましょう。
（そもそもホタルはフラッシュでは全く写りません、三脚等なき場合には撮影はあきらめましょう。）

宮崎県内のホタルの見られるところ。

（宮崎県発行2008年版宮崎県観光要覧を参照の上記載）

• 瓜田川のホタル（うりだがわのほたる）
  宮崎市高岡町大字小山田
  毎年5月上旬から6月上旬にかけて、高岡温泉やすらぎの郷前を流れる瓜田川で幻想的なホタルの乱舞が見られる。


• 北川のホタル（きたがわのほたる）
  延岡市北川町瀬口、葛葉
  5月下旬から6月上旬にかけて、北川の川辺ではホタルの大舞踏会が夜毎に繰り広げられる。北川はゲンジホタルの棲息地であり、シーズン中は数万匹の数で埋め尽くされる。


• 千野川のホタル（ちのがわのほたる）
  串間市大字本城千野川周辺
  国道448号線からも近く、美しい田畑が両側に広がる清流「千野川」の幻想的な風景は写真撮影の好ポイントでもある。

この他にも、県内各所でホタルの住める環境を整備する動きがおこっており、名所も増えつつあります。


以前書いたブログ記事（内容は重複しますが・・）
　
　出の山公園（小林市）のホタル (2006年5月31日記）



【お知らせ】　　

追記　2011年（平成23年）も出の山公園のホタル祭りは中止との事です。