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乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納

乱杭野らんぐいの 霧島神社例祭 神楽奉納〔神楽の写真〕

乱杭野 霧島神社は飫肥の「田ノ上八幡神社」の宮司さんが兼務されているようで、神楽を舞うのも、田ノ上八幡神社の神楽保存会の方々です。
「おことわり」
番付表、番付のひめくりなどが無かったので、以下の番付名+「?」のあるものは、情報収集などから、これでは?といった感じで想像で書いております。よって、記載ミスがあるかも知れません。
最後の番付「手力(たちから)」については説明がありましたので、間違いはないと思います。

奉仕者舞

奉仕者舞 二人舞。烏帽子、青素襖、白袴。
閉扇と鈴で御神屋を右回りで舞い始め、途中から開扇となり、二人が並列、対角などに位置をかえて舞う。

乱杭野 霧島神社例祭 奉仕者舞 乱杭野 霧島神社例祭 奉仕者舞

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 奉仕者舞


御幣(オシデ)

二番 御幣(オシデ) 一人舞。烏帽子、青素襖、白袴。
左手に幣二本を持ち、右手鈴で舞う。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 御幣(オシデ) 乱杭野 霧島神社例祭 神楽 御幣(オシデ)

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 御幣(オシデ)


出羽鬼神

三番 出羽鬼神 一人舞。着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
右手は白衣袖口、左手は鬼神棒を持ち舞う。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 出羽鬼神 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 出羽鬼神

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 出羽鬼神


宝剣

二人舞。烏帽子、青素襖、白袴。抜身刀。
左手に抜身刀、鈴を振りながら対角に位置したり、縦列になり御神屋を右回りにまわるなどして舞う。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 宝舞 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 宝舞

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 宝舞






剣舞

五番?(本来4番) 剣舞 一 人 舞。 白 衣、 裁 着 袴。
はじめ白布を両手に持ち横に振ったり頭上に上げたりして舞う。後転して白布をタスキにし、抜身刀二振りを両手に持ち激しく回し、刀を持ったまま後転、刀を横に交わらせそれを跳び越える。刀を持ったまま後転する。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 剣舞 乱杭野 霧島神社例祭 神楽 剣舞

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 剣舞


御酒上げ

一人舞。烏帽子、青素襖、白袴。酒器。
日南市吾田系の神楽では、「御吸上」が済むまで飲酒は許されない習わしがある。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 御酒上げ 乱杭野 霧島神社例祭 神楽 御酒上げ

乱杭野 霧島神社例祭神楽 御酒上げ



--- ここで お昼休憩 ---


地割

二人舞。白衣、裁着袴。弓、矢。
はじめ左手弓、右手面棒を持ち舞い、次に弓を両手に持ち舞う。次に矢一本を持って舞い、終盤は人差し指と中指を伸ばし他は掌に折る、素手で舞い納める。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 地割 乱杭野 霧島神社例祭 神楽 地割

乱杭野 霧島神社例祭 神楽(地割)


矢抜鬼神

一人舞。着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
右手鈴、左手は幣二本を持ち舞う。後半鬼神棒と開扇を持ち御神屋四隅をまわって舞う。
宮崎市周辺の作神楽だと、地割の後の鬼神は、「地割鬼神」ですが・・、日南系の神楽では「矢抜き鬼神」のようです。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽 矢抜鬼神 乱杭野 霧島神社例祭 神楽 矢抜鬼神

乱杭野 霧島神社例祭 矢抜鬼神


阿知女

三人舞。
頬かむりし留袖を着用、箕を持つヨメジョ、タスキを掛けた白衣に青の裁着袴を着用、杵を持つ男舞い手二人が登場。三人は舞う中後転、起きて御神屋を左回りまわりながらそれぞれの採物で舞い、後半は岩通しや岩潜りする。終盤男二人が向い合い、肩に渡した杵の上にヨメジョが乗り箕を振る。ヨメジョが上座に座り前に饌供(せんぐ)(小さな切餅)の入った箕を置く。男たちは杵を持って舞いながら箕を搗く。夫婦和合、子孫繁栄を願う舞。
宮崎市平野部の作神楽「杵舞」~「箕取」の流れと同じです。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 阿知女 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 阿知女

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納〔9〕阿知女舞


阿知女舞 ~ 餅まき

宮崎市周辺では餅まきのことを「せんぐまき」と呼びますが、ここでは「餅まき」と称しておりました。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 阿知女 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 阿知女

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 阿知女


直舞(ちょくめ)

一人舞。着面、シュロ皮カツラ、赤舞衣、赤裁着袴を着用する。
股間に男根、腰に笠を下げる。面棒と鈴で面白く舞う。後半、床に座り男根と笠で男女和合を表わす。子孫繁栄の舞。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 直舞(ちょくめ) 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 直舞(ちょくめ)

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納〔10〕直舞(ちょくめ)


手力(たちから)

12番 手力 一人舞。着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
左手に幣二本を持ち、右手鈴で舞う。

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 手力(たちから)舞 乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納 手力(たちから)舞

乱杭野 霧島神社例祭 神楽奉納〔11〕手力(たちから)舞


神前に、宝冠、天照面を着け、素襖、袴を着用し、宝珠とシデを付けた紙製太陽を持つ天照大神が立つ。面棒を持ち舞う中に神職が天照を連れだす。

乱杭野 霧島神社例祭 手力(たちから)舞 乱杭野 霧島神社例祭 手力(たちから)舞

乱杭野 霧島神社例祭 手力(たちから)舞





 

オススメ!宮崎の神楽の本

宮崎の神楽と特殊神事 宮崎県神社庁
第30回宮日出版文化賞 受賞
令和元年10月22日、宮崎県神社庁により企画発行された本。
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上記より「霧島神社」の神楽項目を引用

作神楽

 霧島神社は古くは霧島大権現と呼ばれ、子どものお守神として尊崇されています。日南市内を一望できる通称乱杭野の山上に鎮座し、その創建は社伝によると弘仁十年(819)とされています。
 現在は作神楽として、田ノ上八幡神社神楽保存会により、五月五日(こどもの日)に豊作を祈願して霧島神社神楽殿で奉納されます。
 神楽の内容は祝福の舞とされる一番舞から始まり、手力舞まで十三番が舞われますが、以前は吾田系の神楽の特徴である農具を持ち豊作を祈願する八鉾舞も舞われていたといいます。特に阿知女舞と呼ばれている舞は、県南作神楽の代表的ないわゆる箕取舞(杵舞)と呼ばれている舞で、天の岩戸開きの神話に由来する手力舞で締めくくられます。
 なお、番付中にある星柴舞・切綱は、どのような舞であったのか不明ですが、田ノ上八幡神社の元社人頭・荒木末八氏の手控「舞割順番」の三十三番の番付に記されている舞です。

[神楽番付]
一、一番舞
二、奉仕舞
三、鬼神舞
四、宝剣
五、剣舞
六、直舞
七、御吸上
人、地割
九、阿知女舞
十、星柴舞
十一、八鉾舞
十二、切綱
十三、手力舞

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日南市板敷 乱杭野 霧島神社祭り(例祭)(2/2Page)|神楽奉納(田ノ上八幡神社神楽保存会)

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