日南市板敷 乱杭野 霧島神社祭り
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【 追記 】令和7年(2025年)の例大祭
日時:令和7年5月5日 9:00~14:00
例大祭、神楽、子供太鼓、餅まき、四半的などを開催
※雨天時、四半的のみ飫肥公民館
宮崎県日南市板敷鎮座「霧島神社」の例祭に出かけてきました。
今年の祝詞奏上では、例祭祝詞、践祚改元奉告祝詞を奏上。
神事の後は、神楽、子供太鼓に加え、眼下に広がる絶景も楽しめました。
少しですが、神楽を中心に当日の様子を写真でご紹介します。
神楽舞の写真は
2ページ目に掲載しました。
➡ ブログの関連記事も併せてご覧ください。
日程:令和元年(2019年)5月5日(日・子供の日)
主催:上板敷、下板敷自治会
子供太鼓:午前9時30分~午前10時
奉納四半的大会:午前9時30分~午後 2時
神楽:午前10時~午後2時(お昼休み1時間程あり)
餅まき:午前11時~、午後1時~ 2回
霧島神社(旧村社)
御祭神
伊弉諾尊 伊弉冉尊
鎮座地 日南市大字板敷
茱萸木5516番地の1
例祭日 旧暦3月16日 現在5月5日子供の日
社殿 本殿(流造)4坪 拝殿(切妻造)6坪
境内坪数 87,7坪
創立年月日 弘仁十年(819)と伝える。
当社のご縁起、勧請の記文は、両社号を口称するのみ、幾年を知らずという古文書があり、それによると、寺尾にあった山王宮は御形鏡座、山上にある霧島大権現は御形鉾座也という。これはご神体を記したもので、「淡路国滋賀郡日吉の神始に彼山に顕て一切諸民守護の王となる」と文書もあり、弘仁十年始めて勧請、とも称している。山王宮の宮跡は今も残っているが、いつ合祀されたのか不明。
山上の宮は現在、通称乱杭野という日南市内の飫肥、吾田、油津を一望に見おろす山上に鎮座しているが、元宮は、さらに奥の高い山 上にあったものを現在地におろしたものという。日南地方では、山上の霧島さまは、子供の神様として崇敬され、この宮は、大正年間、悪性の感冒が流行した後から参詣者が増え、現在でも例祭には、気候のよい時期でもあり、近郊から子供を連れた登山参拝者が多い。
現地掲示物より
霧島神社 アクセス・地図等の情報
住所:日南市大字板敷5516-1
地図:
GoogleMap Mapfan Mapion 国土地理院地図

(274 581 245*20)
緯度経度:31度39分39.6秒 131度20分34.59秒(日本測地系)
東九州道 東郷ICからの道順例(GoogleMap)
目につくような案内標識はありませんので、スピードをおさえ、注意しつつ走行してください。
標高約500mまで登る後半はかなりの急坂ですので、運転には十分注意してください。
路は、それなりに狭いですが、すれ違うポイントに苦労することは無いと思います。
駐車場は、100台位は停められそうな広大な駐車場があります。駐車場から神社までは歩いて数分、階段なしのスロープです。
行きは、距離はあるが、分かりやすい「黒潮ロード」側から、帰りは振徳高校方面へ出ました。
「黒潮ロード」側からの方が単純なので分かりやすいと思います。
※「霧島神社」は日南市に複数あります。「板敷の霧島神社」です。お間違い無きよう。
拝殿前・鳥居・手水社など
霧島神社は、舞之山(612m)の中腹(約500m)に位置。819年(弘仁10年)建立の歴史ある神社。
拝殿前からの鳥居越しの日南の景色
鳥居越しに初日の出も拝めるようです。
社務所・神楽殿などが並ぶ
社務所・神楽殿などが並ぶ境内には、飫肥の幼稚園児らが製作した色とりどりの鯉のぼりも飾られ、祭りを盛り上げておりました。
標高500m!日南の街を一望 乱杭野 霧島神社 境内からの眺めは絶景
飫肥、油津を一望できる山上に鎮座しているため、晴れた日には太平洋まで見ることができる絶景ポイントです。
子供太鼓(日南太鼓衆 爽空(そら))
四半的大会も
駐車場の横では、奉納 四半的(しはんまと)大会も開催されておりました。(後日の宮日新聞記事によると、地域住民ら57人が参加したとのこと。)
霧島神楽
祭り日 霧島神社春大祭 五月五日
場所:乱杭野山上、霧島神社神楽殿
霧島神社神楽は作神楽とも言われ、稲作農耕が始まる前 豊作を祈念して奉納される。
現在は早期水稲となり二月末には準備が始まるが、当神楽は昭和三十年代までは旧暦五月五日に行っていたことから伝統を守り、新暦五月五日に奉納している。
以前は板敷公民館で田ノ上八幡神社の神楽をを奉納していたが、氏子も神楽保存会も同じで、神楽奉納時期が殆ど同時期だったことから、諸準備や氏子への負担など考慮して霧島神楽に統一して、板敷公民館での神楽奉納は平成十五年に終了、乱杭野山上の霧島神社神楽殿での奉納に統一した。とのこと。
以下の説明の引用は以下
資料引用元
神楽番付
- 【一番 奉仕者舞】 二人舞。
烏帽子、青素襖、白袴。
閉扇と鈴で御神屋を右回りで舞い始め、途中から開扇となり、二人が並列、対角などに位置をかえて舞う。
- 【二番 御幣(オシデ)】 一人舞。
烏帽子、青素襖、白袴。
左手に幣二本を持ち、右手鈴で舞う。
- 【三番 出羽鬼神】 一人舞。
着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
右手は白衣袖口、左手は鬼神棒を持ち舞う。
- 【四番剣舞】 一人舞。
白衣、 裁 着 袴。刀二振り。
はじめ白布を両手に持ち横に振ったり頭上に上げたりして舞う。後転して白布をタスキにし、抜身刀二振りを両手に持ち激しく回し、刀を持ったまま後転、刀を横に交わらせそれを跳び越える。刀を持ったまま後転する。
- 【五番 御酒上げ】 一人舞。
烏帽子、青素襖、白袴。酒器。
酒器と鈴を持ち舞う。御酒上げが終わって昼食、飲食が許される。
- 【六番 矢抜鬼神】 一人舞。
着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
右手鈴、左手は幣二本を持ち舞う。後半鬼神棒と開扇を持ち御神屋四隅をまわって舞う。
- 【七番 宝剣】 二人舞。
烏帽子、青素襖、白袴。抜身刀。
左手に抜身刀、鈴を振りながら対角に位置したり、縦列になり御神屋を右回りにまわるなどして舞う。
- 【八番 地割】 二人舞。
白衣、裁着袴。弓、矢。
はじめ左手弓、右手面棒を持ち舞い、次に弓を両手に持ち舞う。次に矢一本を持って舞い、終盤は人差し指と中指を伸ばし他は掌に折る、素手で舞い納める。
- 【九番 阿知女】三人舞。
頬かむりし留袖を着用、箕を持つヨメジョ、タスキを掛けた白衣に青の裁着袴を着用、杵を持つ男舞い手二人が登場。三人は舞う中後転、起きて御神屋を左回りまわりながらそれぞれの採物で舞い、後半は岩通しや岩潜りする。終盤男二人が向い合い、肩に渡した杵の上にヨメジョが乗り箕を振る。
ヨメジョが上座に座り前に饌せん供ぐ(小さな切餅)の入った箕を置く。男たちは杵を持って舞いながら箕を搗く。夫婦和合、子孫繁栄を願う舞。
- 【十番 直舞】一人舞。
着面、シュロ皮カツラ、赤舞衣、赤裁着袴を着用する。
股間に男根、腰に笠を下げる。面棒と鈴で面白く舞う。後半、床に座り男根と笠で男女和合を表わす。子孫繁栄の舞。
- 【十二番 手力】一人舞。
着面、宝冠、毛頭、白衣、千早、幅広袴。
左手に幣二本を持ち、右手鈴で舞う。神前に、宝冠、天照面を着け、素襖、袴を着用し、宝珠とシデを付けた紙製太陽を持つ天照大神が立つ。面棒を持ち舞う中に神職が天照を連れだす。
神楽殿
天蓋(てんがい)
神楽殿での神事
神楽の写真は、
2ページに掲載しました。
肖像権・プライバシー権になどについて
神楽を舞われている方、神楽関係者以外の観客の方については、肖像権、プライバシー権の観点より、お顔が認識出来ない程度のボカシ加工を行っております。
何か問題等ございましたらメールを頂ければ、すぐに対処しますのでご連絡をお願いします。
今回は、なるだけ人物を避けて撮っておりますので、写真を見る限り、寂しい印象を受けますが、実際には多くの方がいらしてました。
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日南市板敷 乱杭野 霧島神社祭り(例祭)(1/2Page)|神社、景色、子供太鼓、神楽殿
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