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都城島津邸 都城島津邸


都城島津邸 Miyakonojyo Shimazu Residence

国内最太級の荘園「島津荘」そこから始まる島津の歴史

「島津」の由来

平安時代、「島津荘しまづのしょう」と呼ばれる日本最大級の荘園がありました。鎌倉時代に入り、源頼朝が島津荘の下司職げすしき(荘園の管理人)に任命したのが惟宗(これむね)忠久という人物。以降「島津」を名乗る様になった島津忠久は、戦国〜幕末維新までの歴史に名を知らしめた島津家の始祖となるのです。

その島津荘の中心であったのが都城。これが都城が「島津発祥の地」と呼ばれる所以なのです。

島津発祥の由緑

鎌倉時代に入ると、惟宗忠久これむねただひさなる武将が、源頼朝から命を受け、地頭(荘園の管理人)として島津荘を取り仕切ることになりました。
忠久は荘園の名を冠して「島津忠久」と名乗り、都城の祝吉に御所を開きました 。

祝吉御所跡 祝吉御所跡

島津家発祥の地 祝吉御所跡(都城島津邸とは別の所です。)


島津忠久は、後に南九州の覇者、島津氏の祖となる人物です。
ここ都城は、「島津荘」「島津氏」発祥の地なのです。

都城島津家の誕生

南北朝時代初期、1352年、島津本家4代忠宗の6男資忠が都城に入ります。合戦の恩賞として足利尊氏より都城内の北郷ほんごうという地を授かつた資忠は「北郷資忠」と名乗ります。
北郷家は、その後江戸時代に入ってから本家の命により「島津」に改め「都城島津家」となります。
約4万石という大名並の国力を持つ都城島津家は、幕末まで都城領内を統治し、多くの功績・史料を今に伝えています。

都城島津邸

都城島津家が明治12年(1879)以降に住んだ邸宅が、この都城島津邸。広さ約5000坪の敷地内に、国登録有形文化財に登録されている「御門」「本宅」「石蔵」「外蔵」「剣道場」のほか、島津家より寄贈を受けた都城島津家史料を保存・展示する都城島津伝承館などがあります。

都城島津邸 開館時間、休館日、料金時等の情報

開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始
*ただし、都城島津伝承館は展示替等のため公開出来ない日があります。
観覧料金
都城島津 本宅:小学生以上110円
都城島津伝承館:一般220円(160円)、高校・大学生160円(110円)、小・中学生110円(50円) ()内は20人以上の団体
都城島津伝承館は特別展、企画展開催時に観覧料が変更になります。
敷地内禁煙(電子タバコ含む)。 
ペットを連れての見学は出来ません。

都城歴史観光ガイド

ガイドが、都城島津家の歴史をわかりやすくご案内します。
原則一週間前までに要予約、無料、詳細は公式サイトでご確認を。

アクセス・地図等の情報

住所:〒885-0055 宮崎県都城市早鈴町18街区5号
電話:0986-23-2116
地図GoogleMap Mapfan Mapion
マップコード(117 458 676*76)
Mapion MAP QRコード
緯度経度:31度42分51秒 131度4分17秒
上記緯度経度は日本測地系です。世界測地系はGoogleMapに記載している緯度経度を参照してください。

公共交通機関
JR西都城駅 下車 徒歩15分
JR都城駅 下車タクシーで10分
早鈴公民館入口バス停 下車徒歩1分
 
都城島津邸地図(リーフレットより)
都城島津邸 地図 (リーフレットより)
都城島津邸案内図(リーフレットより)
都城島津邸 案内図 (リーフレットより)

 

御門(国登録有形文化財)

昭和10年(1935)の陸軍大演習暗に新築されたものです。都城島津家の家紋入り軒瓦を使用しています。

都城島津邸 御門 都城島津邸 御門

都城島津邸 御門


駐車場側からの入口

都城島津邸 駐車場側からの入口 都城島津邸 駐車場側からの入口

都城島津邸 駐車場側からの入口


冠木門

都城島津邸 冠木門 都城島津邸 冠木門

都城島津邸 冠木門


敷地内

都城島津邸 冠木門 都城島津邸 冠木門

都城島津邸 敷地内の歩道


都城島津邸 本宅(国登録有形文化財)

明治12年(1879)建設の旧邸を、昭和10年(1935)11月の陸軍大演習にあわせ改築したものです。
昭和47年(1972)にも大改装を行い、その翌年に全国植樹祭に来県された昭和天皇皇后両陛下がご宿泊になりました。
現在、男爵のくらしと天皇ご宿泊の様子を再現展示しています。

都城島津邸 本宅 都城島津邸 本宅

都城島津邸 本宅

都城島津邸 本宅 都城島津邸 本宅

都城島津邸 本宅

都城島津邸 本宅内部は別ページに掲載 都城島津邸 本宅内部は別ページに掲載

本宅内部は別ページに掲載

外蔵(国登録有形文化財)

明治5年(1872)築の古土蔵を明治15年に購入し、邸内に移築したものです。
屏風や衝立、甲胃、古文書などが収蔵されていました。

都城島津邸 外蔵内部 都城島津邸 外蔵内部

都城島津邸 外蔵内部


都城島津邸 社(やしろ) 都城島津邸 社(やしろ)

都城島津邸 社(やしろ)


剣道場(国登録有形文化財)

慶応3年(1867)築と伝えられ、明治12年に邸内に移築されたといわれています。
床が低く、釘を上から打たない方法で造られています。

都城島津邸 剣道場 都城島津邸 剣道場

都城島津邸 剣道場


鹿児島の本家と違い、都城島津家の紋は丸と十字が少し離れています。

都城島津邸 剣道場(内部) 都城島津邸 剣道場(内部)

都城島津邸 剣道場(内部)


石倉(国登録有形文化財)

昭和5年(1930)築の米蔵で、後は民具等を収納していました。
現在外観はそのままに、室内は休憩室等のスペースとしてご利用いただけます。

都城島津邸 石倉 都城島津邸 石倉

都城島津邸 石倉


島津農芸館

都城島津邸 島津農芸館(内部) 都城島津邸 島津農芸館(内部)

都城島津邸 島津農芸館(内部)


都城島津伝承館

都城島津家から寄贈された約1万点の資料を収蔵、展示する施設(平成22年新築)です。
館内にはエントランスホール、展示室、収蔵庫、史料調査室のほか、歴史文学の学習やイベント等に活用できる交流室を備えています。

都城島津伝承館 都城島津伝承館

都城島津伝承館


都城島津伝承館(内部) 都城島津伝承館(内部)

都城島津伝承館(内部)


都城島津伝承館(展示室内部) 都城島津伝承館(展示室内部)

都城島津伝承館(展示室内部)


都城島津伝承館(展示室内部) 都城島津伝承館(展示室内部)

都城島津伝承館(展示室内部)

島津家歴代当主

 
初代 資忠すけただ
2代 義久よしひさ
3代 久秀ひさひで
4代 知久ともひさ
5代 持久もちひさ
6代 敏久としひさ
7代 数久かずひさ
8代 忠相ただすけ
9代 忠親ただちか
10代 時久ときひさ
11代 忠虎ただとら
12代 忠能ただよし
13代 翁久おきひさ
14代 忠亮ただすけ
15代 久直ひさなお
16代 久定ひささだ
17代 忠長ただなが
18代 久理ひさみち
19代 久龍ひさたつ
20代 久茂ひさもち
21代 久般ひさとし
22代 久倫ひさとも
23代 久統ひさのり
24代 久本ひさもと
25代 久静ひさなが
26代 久寛ひさひろ
27代 久家ひさいえ
28代 久厚ひさあつ
29代 久友ひさとも

 

都城島津邸 / 本宅 リーフレット

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都城島津邸 / 本宅 リーフレット


都城島家関連ページ
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都城島津邸(宮崎県)

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