砂岩泥岩互層 鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)
▶ in 自然・花 posted 2016.05.15 Sunday / 10:49
砂岩泥岩互層
「砂岩泥岩互層」と言われてもピンときませんが・・青島などで見られる、鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)などは「砂岩泥岩互層」です。〜 鬼の洗濯板とミッシちゃん 〜
「砂岩泥岩互層」は、洪水等で土砂が供給されると、重さの違う砂と泥の層に分離、長い年月これを繰り返し、硬い砂岩とやわらかい泥岩が規則的に積み重なったものです。
新生代新第三紀中新世(約700万年前)に堆積したものとか・・。
その後地層は隆起、傾いた地層を波が水平に洗い、現在の鬼の洗濯板(鬼の洗濯岩)ができあがりました。
※「鬼の洗濯板」は「鬼の洗濯岩」と呼ばれたりもしましたが、宮崎県は2007年9月、今後観光PRに関して「鬼の洗濯板」に統一するよう取り決めを行いました。
どちらが本当というわけではなく「洗濯板」の方が情緒があるとの見解からのようです。
斜面の砂岩泥岩互層
国道220号青島バイパスを宮崎市から日南方面へ走ると、青島より少し手前の地福川のあたりの斜面で、車窓より左手に「砂岩泥岩互層」を確認することが出来ます。このあたりの「砂岩泥岩互層」は波に侵食されていない、隆起したそのものという感じです。
写真を何枚か写真はクリックすると拡大します。
当サイト内検索(画像も)出来ます。
220号線は大雨の際、内海から先で規定雨量を超えると通行止めになりますが、要因は一帯を形成するこの崩れやすい「砂岩泥岩互層」とのことです。
場所等・地図リンク
220号線と地福川が交差する付近です。
GoogleMap
Googleストリートビュー
付近に停車する際、車道を横断する際などには、十分ご注意ください。
当サイト内関連ページリンク
鬼の洗濯板 | 青島宮崎一県民が語る あれこれについて
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