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■ 朝の連続テレビ小説「わかば」が今月27日よりスタート

Date: 2004-09-05 




朝の連続テレビ小説は殆ど見る事もなかったのですが、今回は 宮崎と神戸が舞台、宮崎は日南市飫肥(おび)を中心に鵜戸神宮等でロケを行っており、放映を楽しみにしております。

昨日、宮崎ではロケの関係者等含め50名程を招いたわかばの試写会が行われた様で、その模様がローカルニュースで流れておりました。
わかば出演の ヒロイン高原若菜役の原田夏希斉藤慶子(宮崎県小林市出身です)もいらしてた様です。
タイトルバック、エンディング等の映像もニュースでさわりだけ放映されました。
エンディングには霧島連山高千穂の峰の風景なども流れる様です。


実はNHK朝の連続テレビ小説で宮崎が舞台になるのは 川端康成原作の「たまゆら」以来。
残念ながら私はたまゆらは見ておりませんが、たまゆらは書き下ろしであり、取材の為に川端康成は九州を訪れました。
宮崎から鹿児島へ、そして天草、島原を経て五島列島までが当初の取材の予定コースだったようです。
昭和39年11月16日宮崎ブーゲンビリア空港から○○○○ホテルへ向かう途中、タクシーから見た大淀川の夕映えの美しさに川端はいたく感動、当初の宮崎滞在予定は2,3日のはずであったが、大淀川の夕映えの美しさが川端を引き止め、もう一晩もう一晩と、とうとう15日も宮崎で過ごしてまいます。

二人は川べりに立って夕映えのなかにつつまれて夕映えをながめた
夕映えは大川の水面にもひろがって来ていた
静かな水の色が夕映えのなかへふくらんで あたたかく溶け合っているようだった。 「たまゆら」の一節より

結局、川端はえびの高原に一泊、その後鹿児島に二泊して帰郷したそうだ。
この辺りの事は、『大地に絵をかく』 渡辺綱纜 鉱脈社 第三部「川端康成と宮崎」に詳しく書かれており、大変興味深く読ませて頂きました。
 橘公園 にはたまゆらの記念碑が建っております。

尚 「たまゆら」とは、玉響と書き、古代神話の勾玉(まがたま)が互いに触れ合う時のほのかでかすかな響きを表し、しばしの時間、とか ほのかな風情 を表す言葉として使わるそうです。

たまゆらが放映され宮崎観光の礎となったあの当時と、今では、全くと言って良いほど違うけど、わかばの放映により視聴者の皆様がほんの少しでも宮崎に興味を抱いて、そして宮崎へ足を運んでくれると良いなーと願ってやみません。

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