太陽御田祭(宮崎県美郷町)

御田祭 タイトル画像 (宮崎県美郷町) 

御田(おんだ)祭 宮崎県美郷町西郷区(旧西郷村)


 神、人、牛馬一体に

 日向灘、美々津へと流れ込む耳川沿いの道路を上る、車で30分程度であろうか・・東郷町を過ぎると、緑の山々の麓に田や畑が 広がる東臼杵郡美郷町西郷区(旧西郷村)田代地区へと出る。
農村風景が今も残る、豊かな自然と共生する美郷町では、平安時代からの伝統民俗行事御田(おんだ)祭が毎年7月にとり行われている。
 宮崎県の無形民俗文化財にも指定されたこのお田植え祭り御田祭は、年の神神社横の神田の中で人々が泥まみれになりながら、牛馬や神輿(みこし)を繰り出し、無病息災、五穀豊穣を祈願する農耕行事です。

御田祭の開催される場所


  宮崎県東臼杵郡美郷町西郷区田代 御田祭の里ふれあい広場 MAP(Mapion) GPS N=32/25/56 E=131/25/38
  主催 御田祭奉賛会 

御田祭主な時刻(2006年)


 上円野神社神事(8:00) 御神幸行列出発(8:50) 上の宮田着(9:20) 牛馬入れ(9:00から随時) 
 豊年祈願太鼓(9:40) 祭典(10:30) 子供みこし入れ(10:30) 豊年神楽奉納(10:50) 青年みこし入れ(11:15)
 婦人舞踊(11:30) 田植え神事(11:50) 田植え(正午) (注)当日は雨の為、豊年祈願太鼓等一部省略

御田祭の由来


「田代神社(長元5年(1032)創建。旧郷社)の御田祭は、主祭神、彦火々出見命(ヒコホホデミノミコト)の御神霊を、上円野神社よりお迎えし上の宮田から中の宮田への御神幸により行われる970年の伝統をもつ田植祭りである。
田代神社は、標高897.7メートルの日陰山、またの名を権現山の中腹に祀られ、長元五年壬申の年(1032年)に創建され、旧社名を霧島神社という。
祭りの日は、田代神社の本社が権現山の中腹にあるため、上円野神社までの神霊の御降りを願って、安置された御輿に乗り移られ、途中上の宮田に神幸、田植え終了後中の宮田に祀ってある年の神に神幸される。
祭りは古来から、世襲制の家柄が中心に祭事役(ミヨド・ウナリ・ノボリモチ)を務め、これに一般の参詣者も加わり、神人・牛馬一体となって神田の整地から田植えを行い、参詣者の無病息災と豊作を祈願する。
この神田の泥しぶきを浴びると人はもちろん牛馬の無病息災が約束されるといわれて、古くは近隣の村々から多くの牛馬が宮田に来ていた。
この祭りには、催馬楽(さいばら)の歌詞も伝えられ、古来の田楽神事がしのばれる近郷では珍しい民俗行事である。
昭和63年3月8日、無形民俗文化財として宮崎県の指定を受けている。
 ミヨド‥‥祭事の世話役のことである。
 ウナリ‥‥白衣にたすきをかけ、頭上に赤飯を入れた飯びつをのせて運び、参詣者に赤飯おにぎりを配る人のことである。」

 (〜御田祭紹介パンフレットより〜)

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 2007年の御田祭日程  

平成19年6月30日(土)〜7月1日(日) 最新情報・詳細は美郷町のページで。
6月30日(土)前夜祭  
 日向田植唄全国大会予選 美郷芸能 御田祭の里 歌謡祭 (角川博 小桜舞子 浜崎奈津子) 花火大会など
7月1日(日)
 御田祭  四半的大会  日向田植唄全国大会決勝など ふるさとうまいもん広場は両日開催 

2007年6月23日追記
実は、2007年、美郷町西郷区地域政策課より送付頂いた御田祭の資料中、美郷町観光協会西郷支部発行の「2007御田祭フォトコンテスト」のチラシに「カメラマンの皆様へ(お願い)」として「神田の周囲での三脚等の使用や三脚等を使っての場所取りはお客様の迷惑になりますのでご遠慮願います。」との旨の記載がありましたのでこのページに情報として先日来引用掲載させて頂いておりましたが、美郷町の公式ページの「御田祭のページ」および「2007年御田祭フォトコンテストのページ」では現在この件について何も触れらていないようです。
中途半端な情報は混乱を招く恐れがありますので当方のページでは削除しました。


関連情報リンク→ 宮崎の神話と伝承101 霧島神の飛来〜日陰山頂に「光り物」 田代若宮神楽 (宮崎県Webサイト)

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御田祭 御神幸行列


御田祭当日の朝、田代神社から、御降りした主祭神の彦火々出見命(ヒコホホデミノミコト)の御神霊を日陰山山裾の上円野神社よりお迎えし、田んぼ道を御神幸行列が神田である上の宮田までくりだす。目の前にそびえたつ勇壮な日陰山の頂きが時折雲間より顔を出す。
日陰山 御田祭(宮崎県美郷町) 急にそそり立つ日陰山はかなり迫力あります。神幸行列 御田祭(宮崎県美郷町) 

神幸行列 御田祭(宮崎県美郷町)神幸行列 サルタヒコ 御田祭(宮崎県美郷町) 神幸行列 神輿 うしろがウナリさんでしょうね。 御田祭(宮崎県美郷町)
神田 御田祭(宮崎県美郷町) 祭りの前の静けさ・・神田の水面と向こうの山々が綺麗でした。

御田祭 牛馬入れ 神輿 (宮田神事)


御田祭のハイライトは、牛や馬、御輿を入れての宮田神事。
泥しぶきをあげて牛馬を駆け回し、青年御輿が勇壮に練り歩くもので、神、人、牛馬、一体となって祭りを盛り上げます。
この泥しぶきを浴びると、無病息災のご利益があるといわれています。
今年は馬5頭、牛4頭、雨にも関らず県内外から五千人の見物客との事でした。
馬入れを待つ静かな神田 御田祭(宮崎県美郷町)馬 御田祭(宮崎県美郷町)
馬 御田祭(宮崎県美郷町)
牛 御田祭(宮崎県美郷町)

カメラにビニールをかぶせ完全防備の女性カメラマン  御田祭(宮崎県美郷町)牛 御田祭(宮崎県美郷町)馬 御田祭(宮崎県美郷町)

馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町) ワイド側でバリアングル撮影
馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)
馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)
馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)

牛馬を走らせ神田をならすと共に農耕に使う牛馬の安全も願う。


馬入れ 御田祭(宮崎県美郷町)

御田祭 子供御輿


 農業と伝統行事の体験学習を兼ねて、小学校学年別等のそれぞれアイデアを出し合って作った手作りの子供みこしが 牛、馬によってならされた神田にいくつもくりだします。
神輿(みこし)が神田を一周する頃には子供達はここぞとばかりに大はしゃぎ!泥の掛け合いやダイビング、観客に向かってダイブする子供もいたり・・泥しぶきが飛び散り、観客は逃げ惑ったりで大変盛り上がりる、ほほえましい行事です。
子どもはふるさとの宝、伝統の文化に、じかに触れ体験、子供達が次の世代へと御田祭を受け継いでゆくんだなぁ・・がんばってね!と心の中でつぶやいた。

子供みこし 御田祭(宮崎県美郷町)子供みこし 御田祭(宮崎県美郷町)子供みこし 御田祭(宮崎県美郷町) 子供たちはみんなを幸せにしてくれる。 皆さんの表情見れば一目瞭然ですね。
子供みこし 御田祭(宮崎県美郷町)子供みこしを終え畦道を帰る子供たち (拡大画像なし) 御田祭(宮崎県美郷町) いい表情していたのですが・・拡大画像はありません。子供みこしを終え畦道を帰る子供たち 御田祭(宮崎県美郷町) まつりのあとの・・・どこか少しさみしい感じも・・
子供みこし 御田祭(宮崎県美郷町)

御田祭 青年御輿


 白装束を身にまとった青年団による青年神輿(みこし)が神田に入る、その後神輿(みこし)担ぎを終え、最後は胴上げならぬ胴落としでこれまた盛り上がる。 今年の青年神輿は担ぎは西郷町の青年団のみならず、北郷町、南郷町の青年団からも参加。
青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)
青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)
青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)
青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)青年みこし 御田祭(宮崎県美郷町)

御田祭 総勢120名の早乙女による田植え


  地元女子中学生、婦人、公募による女性、総勢120名の早乙女たちによる田植えを行い五穀豊穣を祈願する。
 一本一本手植えするかすり姿の早乙女の華やかな風景が田に広がる。
 地元女子中学生等、婦人会、公募による女性で帯の色 (赤橙(黄)緑) が違うとか・・
 機械化で久しく見ていなかった手植えの田植え風景を見ていると不思議に心休まります、いいものですね。
 早乙女は公募されるので来年皆様も参加してみてはいかがでしょう。(女性の方のみ)

早乙女による田植え 御田祭(宮崎県美郷町)早乙女による田植え 御田祭(宮崎県美郷町)
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御田祭の写真

宮崎県東臼杵郡美郷町西郷区 (旧西郷村) 2006年撮影


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