北郷温泉は宮崎市からも1時間かからなく、泉質もとても良いので時々立ち寄り湯で利用しております。 「サンチェリー北郷」と、「ウェルハートピア日南杉の湯」をよく利用していたのですが、杉の湯は来年1月10日で閉鎖となるようです。 杉の湯は公的年金を財源として作られた厚生年金施設、今回、国の方針で決まったそうです。 1999年度以降赤字が続いていたとか・・昨年度、2662万円の赤字 日向サンパークのレジオネラ症集団感染事件による県民の温泉離れも追い討ちをかけるように経営に響いたのでしょう。 致し方ないけど、露天風呂もあり、湯量も豊富、泉質もとても良い温泉施設だっただけに少し残念です。 -追記-2005/01/11- (以下は宮日新聞より引用) 公的年金を財源に設立された全国の施設を整理する国の方針を受けて閉鎖が決まっていた北郷町大藤の厚生年金施設「ウェルハートピア日南杉の湯」(小泉清志所長)が十日、営業を終了した。 施設は二月の一般競争入札を経て、三月にも売却先が決まる見込み。集客力のある天然温泉の宿泊施設だっただけに、町は現形態での利用を要望しているが、買収に興味を示す県内外の十数社のほとんどは社会福祉施設としての利用を考えているもようだ。 日南杉の湯は一九七九(昭和五十四)年に開設。昨年度は約八万三千二百人の来客があった。敷地面積は約二万千平方メートル(建物約五千八百平方メートル)で、資産価値は十億円前後とみられる。 関係者によると、閉鎖が表面化した昨年九月以降、十二、三社が現地を訪れ、施設を視察。このうち、現在の温泉宿泊施設として利用する意向を持つのは三社で、残りの多くは高齢者向けなどの社会福祉施設としての利用を考えていたという。 十二月の町定例議会では、現形態を維持できる形で処分するよう社会保険庁などに求める議員発議の要望書を可決。一般競争入札のため、町の意向が反映されるとは限らないが、植野章一町長は「これまで通り多くの人が利用できる現在のような施設でお願いしたい」と話している。 また、従業員二十八人のうち、パート二十二人は十日付で解雇。残り六人の正職員は二月以降、希望者だけほかの年金施設に異動する。
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