back 戻る宮崎観光back 戻る宮崎の神社〕    

白鳥神社 白鳥神社

白鳥神社

白鳥神社 えびの市鎮座
Siratori Shinto shrine

はじめに
ご覧のページは「神話のふるさとみやざき」、「みやざきの神社」の魅力をお伝えしたく、宮崎県内の神社の写真を掲載したページです。
1920pix幅等の大きな拡大写真も掲載、出来ればパソコン、タブレット等、大きな画面でご覧ください。
主な写真は写真の上をクリックすると、一旦、全画面サイズに拡大、さらに左上の拡大アイコンをクリックするとさらに拡大〜シームレスに拡大縮小します。
スマホ等の携帯端末で以上の操作がうまく行かない場合には、各写真下にある文字リンクをタップしてください。

白鳥神社御由緒

御祭神
本社 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
末社 弟橘姫命(オトタチバナヒメノミコト) 
御神徳
開運厄除 身体健康 武道長久

古来より白鳥山をはじめ霧島の山々は神山であり、当地は日本武尊が熊襲征伐に下向された縁深く、既に日本武尊また熊襲族の神々が祭られていたと考えられるが、平安後期の天徳3年(959)天台宗の名僧性空上人が、霧島六観音御堂で修行していた時に御神宣を受け、白鳥権現社を建立したと言われている。

三国名勝図会より 白鳥権現社・満足寺

白鳥神社御社殿

室町時代初期の応永10年(1403)の頃真言宗の光尊法印により現在地に社殿を移し、再建された。併せて近くに金剛乗院満足寺と号する別当寺も建立された。文化6年(1809)に火災によって消失し、まもなく再建されたのが現在の本殿である。

東大寺大仏殿と巨大赤松

東大寺大仏殿が永禄10年(1668)二度目の火災に遭い、公慶上人が大仏殿の再建を発願され大仏殿を支える梁の御用材を全国で探し求めた。ついに白鳥神社の参道および境内に高さ54m樹齢2000年とも云われる日本の巨大赤松をみつけた。
元禄16年(1703)から「結縁引き」など延べ10万人の人手と牛4千頭の労力と当時の最高技術により白鳥神社に聳えていた赤松は今もなお虹梁材として大仏殿を支え続けている。(詳しい内容はページ末に書いております)

白鳥神社 交通アクセス・地図等の情報

鎮座地:〒889-4302 宮崎県えびの市末永
地図:GoogleMap Mapfan Mapion
マップコード(376 534 078)
緯度経度:N=31.58.32.7 E=130.49.47.8(日本測地系)
JRえびの駅から車で約15分

白鳥神社参道 白鳥神社参道

白鳥神社参道

白鳥神社参道 白鳥神社参道

白鳥神社参道
 
白鳥神社参道
白鳥神社参道

 

白鳥神社参道 白鳥神社参道

白鳥神社参道

参道階段下には、仁王像

以下は、現地案内文より
阿吽(あうん)の仁王像の由来
当社は明治の廃仏毀釈まで白鳥権現社と称し、金剛乗院満足寺を別当寺とした神仏習合の神社でありました。
その名残として本来仏法の護法人である金剛力士像が阿吽一対以前のまま鎮座し、憤怒の形相を表して境内に魔物が進入しないよう守護しているものであります。
阿吽の二王いることから仁王と呼ばれ、隆々たる筋肉体質で力強い風貌から健康の神さまとして深く崇敬されています。
男性は阿の仁王様、女性は吽の仁王様を特に祈り、自分の悪いところがあれば仁王様のそのところを触れることにより癒えるという信仰もあります。

柔らかい石で作られたものが風化したのか、廃仏毀釈の影響なのか・・一部が削れているようにも見えます。
 
白鳥神社参道の仁王像
白鳥神社参道の仁王像

 

東大寺大仏殿 虹梁(梁木)白鳥巨松の由来

東大寺祭仏殿の大屋根3020トン(大仏8体分)を支えている大虹梁は元禄16年(1703)この白鳥神社より伐出された二本の赤松です。
いずれも樹齢は2000年を超えるものでした。

奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑 奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑

奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑


1本目は長さ約24m、元口約1.3m、末口約1m。重さ23.2トンあり樵夫(きこり)90人の手により4日間かかり伐出された。
2本目は長さ約24m、元口約1.2m、末口約90cm、重さ20.4トン余。100人の人手が、3日間費やされた。

代金は一本2000両。山出しの際は傷がつかないよう両端には金輪がはめられ、霧島山中から薩摩湾岸の国分新川口に至る98.2kmを一日860人の人夫と牛40頭の号力によって運び出された。
奈良に到着するまでには115日の歳月を要し、その間には命を失うもの、怪我をしたものは数しれなかったとのこと。
国分新川口からは千石船に積み替えられ、鹿児島湾、日向細島港さらに豊予海峡の急灘を乗り越え瀬戸内海に入り、兵庫港に着き、大阪伝法川口を経て、また淀川をのぼり、木津川から奈良坂を越えて、ようやく無事に大仏殿に到着した。

延々3,338 kmに及ぶ大運搬であった。

宝禄6年(1709)東大寺大仏殿の落成供経も盛大に行われたが、白鳥巨末は後の大改修を経ながらも大虹梁として今なお東大寺際仏殿を支え続けている。

以上の文は白鳥神社境内にある案内板に記載された内容に尺寸貫等の単位系をmトン等に置き換えたものです。

奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑 と 水分神社 奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑 と 水分神社

奈良東大寺 大仏殿 虹梁 赤松跡地記念碑 と「末社 水分神社、御祭神 弟橘姫命」

鳥居の近くに赤松のあった場所として記念碑が建てられている。もう一本は本殿の奥にそびえていたとされる。
東大寺大仏殿、大仏が鎮座する二十数メートル四方だけ、水直に立つ柱がない。この空間に南北に架けられたのがこの大虹梁との事です。

関連リンク 
このあたりの大仏殿の事が詳しく記載されている外部リンクを紹介します。
月間京都史跡散策会のぺージより 第2号 江戸時代の大仏復興と公慶上人(後編)


当管理サイト内 東大寺大仏殿のページ


白鳥神社鳥居横のモミジの大木

例年、11月中旬頃になると、県道沿い鳥居横にあるイロハモミジの大木が鮮やかな赤に染まり、見頃な景観となる。
下の写真、道路を歩く人の大きさよりモミジの大きさがわかると思います。

白鳥神社イロハモミジの大木 白鳥神社イロハモミジの大木

白鳥神社イロハモミジの大木

白鳥神社イロハモミジの大木 白鳥神社イロハモミジの大木

白鳥神社イロハモミジの大木

紅葉した白鳥神社境内 紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内 紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内 紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内 紅葉した白鳥神社境内

紅葉した白鳥神社境内

性空上人堂 2体の上人像

白鳥神社の創建から1050年に当たる平成21年春「性空上人堂」を建立、2体の上人像が安置されました。

性空上人堂 2体の上人像 性空上人堂 2体の上人像

性空上人堂 2体の上人像

積雪した「白鳥神社」

1月、2月頃、この辺りは雪が降り積雪する事もあります。積雪した白鳥神社
 
積雪した白鳥神社
積雪した白鳥神社

 
 
積雪した白鳥神社
積雪した白鳥神社

 

白鳥夫婦杉(御神木)

直径約1.9m、周囲約6m、樹齢約500年と云われている。 当 白鳥山が1000年以上の神厳とした霊地で高徳先賢の一大道場でもあった歴史を物語り、御神木として崇敬されている。
 
白鳥夫婦杉(御神木)
白鳥夫婦杉(御神木)2022年に倒伏

 
御神木の片方が倒伏
本殿近くにそびえ、同じ根を共にする「夫婦杉」と称していた樹齢約500年の御神木の片方(樹高35m、幹周約7m)が、2022年9月の台風14号の約1か月後に倒伏してしまったようです。
倒れた御神木の根の中は大きな空洞になっており、わずかな根だけで立っていたようで、倒伏は避けられなかったようです。
残った一本の御神木を保護しつつ、社殿への倒伏を予防していくためには、豪風雨にも耐えうる防護措置が必要となり、その為には多くの費用がかかる為、広くお力添えを頂きたくクラウドファンディングを開始しているとの事です。
詳しい内容は 以下をご覧ください。

えびの市の「白鳥神社」によるクラウドファンディングのお知らせ(えびの商工会)

白鳥神社・樹齢五百年の夫婦杉の片方が倒伏。生き残った一本の御神木を守り継ぎたい(CAMPFIRE)


当サイト内検索(画像も)出来ます。


当サイト内「えびの市鎮座 白鳥神社」関連ページの一部をリンク

白鳥神社 阿吽の仁王像雪の白鳥神社えびの高原 六観音御池の巨木スギ


白鳥神社(宮崎県えびの市鎮座)


このページは「神話のふるさとみやざき」、「みやざきの神社」の魅力をお伝えしたく、公開しているページです。

【当サイトブログ】|毎日更新(目標)アラカルトブログTwitterFacebook

サイト内検索(Googleカスタム検索を利用した、当サイト内ページの検索です。)
リンクアイコンリンクフリー twitter facebook Blog等からリンクはご自由にどうぞ。連絡不要です。
メールアイコンページ内容に関してのご意見、ご指摘、作者への連絡等は、メール で。

カメラアイコン写真の無断転載を禁じます。当方撮影写真の使用規定に関しては → こちらに記載。
Reproduction or appropriation of HTML, images and photographs from within this site is prohibited.
Copyright © MORIMORI All Rights Reserved.

-PhotoMiyazaki -

Back to Top