飫肥城(おびじょう)の栴檀(センダン)の花飫肥城の大手門のそばに大きな栴檀の木がありますが、毎年、5月後半に花をつけ良い香りを放っています。このページはその栴檀の花の写真を紹介するページです。 飫肥城周辺の桜の花 もご覧ください。 飫肥城の詳細については 当サイト内、飫肥のページをご覧下さい。 *写真はクリックすると大きな画像に拡大します。 |
![]() 花びらは、ご覧のような、羽を広げた風車のような形状、淡紫色。紫色の雄しべは、雌しべの周りに筒状に集まったような形をしています。 花が散ると、緑色の実がなり、秋には黄色く色づきます。落葉後も実は残ります。 → 宮崎市の文化公園で撮影したセンダンの木参照 目立たず、地味に咲いているセンダンの花ですが・・フジの花のような、とても良い香りがします。 |
センダン(栴檀、学名: Melia azedarach)は、センダン科センダン属の落葉高木。別名としてオウチ(楝)、アミノキなどがある。 「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざでよく知られるが、これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指す。 樹高は5-15 mほどで、成長が早い。若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、太い幹の樹皮は縦に裂け、顕著な凹凸ができる。夏の日の午後は梢にクマゼミが多数止まり、樹液を吸う様子が見られる。 5-6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。なお、南方熊楠が死の直前に「紫の花が見える」と言ったのはセンダンのことと言われている。 果実は長径1.5-2 cmほどの楕円形の核果で、10-12月頃に黄褐色に熟す。秋が深まり落葉してもしばらくは梢に果実が残る。果実は果肉が少なく核が大きい。たまにヒヨドリなどが食べに訪れる。しかし人、犬が食べると中毒を起こし摂取量が多いと死に至る。 以上 Wikipadiaより一部引用 |