須木の滝(ままこ滝)宮崎県小林市〔宮崎県 小林市 須木〕
小林市須木にある宮崎県の名勝『
須木の滝』の写真を紹介します。
約34万年前、現在の加久藤盆地の位置で破局的大噴火が発生、大量の火砕流(加久藤火砕流と命名)と火山灰を放出しました。
この時できた凹地は加久藤カルデラと命名。火砕流は南九州を覆い、火山灰は関東地域まで到達しています。
須木の滝はこの 加久藤カルデラが形成された際に出来た火砕流の溶結部を流れる滝です。
地元では滝にまつわる伝説より「ままこ滝」や「観音滝」とも呼ばれており、昭和8年に宮崎県の名勝に指定されています。
※ 加久藤カルデラについて分かりやすい動画を紹介。
リンク
➡ 【霧島ジオパーク公式】加久藤盆地 自然と人が織りなす物語(2025)Kirishima Geopark, Japan
須木の滝(ままこ滝)宮崎県小林市 アクセス・地図等の情報
アクセスは 小林市街地国道268号〜国道265号がスムーズです。
地図:
GoogleMap(つり橋近く「かじかの湯」駐車場)
緯度経度:32度3分44.87秒 131度5分19.93秒(日本地理系)
(つり橋近く「かじかの湯」駐車場付近)
GoogleストリートTヴュー(つり橋の上から)
〔アクセス 余談1〕須木←→綾町間の 宮崎須木線〔県道26〕もありますが、道幅が狭くすれ違い出来ない部分も多いので精神的に疲れます。オススメしません。
道路改良工事に伴う時間規制も多い区間です。
県内県道などの道路規制などは以下でご確認を
宮崎県道路情報(※宮崎県が管理する国道及び県道の通行規制情報を提供。 高速道路、国道10号、国道220号など他の管理者の管理する道路については、関連リンクを記載)
〔アクセス 余談2〕須木から西米良村間の〔酷道265号〕は二度と通りたくない国道NO.1です。
この滝には以下のような伝説があります。
以下は小林市サイトより一部引用
滝つぼに儚く消えた二つの命〜ままこ滝伝説と観音像〜
昔、若い木こりの夫婦が幼い娘と親子三人で滝の近くで楽しく暮らしていた。
しかし、ふとした病がもとで妻は帰らぬ人となってしまった。幼い娘を連れて木こりの仕事はできない。日々の生活すらままならなくなった木こりは、やむなく後ぞいの妻を迎えることにした。
娘はやがて6歳になった。後ぞいの妻はこの子が邪魔で、何かにつけてきつくあたっていた。娘が唯一頼りとする父親は、朝早く家を出て夕方遅くにならないと帰らない。娘はこの継母と終日一緒にいるよりほかなかった。
ある昼下がりのこと、野良仕事を終えた母と娘は、滝を真下に眺める岩の上に並んで腰をおろした。
いつもは子を憎み、邪険に接する継母が、今日だけはどうしたことか「しらみでもとってやろうか」と娘を膝に引き寄せ髪をとかしはじめた。
娘は今までに味わったことのない継母の優しさに接し、無心になって自分の帯と母の帯を結んだりほどいたりして遊んでいた。
継母の恐ろしいたくらみをつゆほどにも知らずに…
その時、頃合いを見計らった継母が、娘を満身の力で滝へと突き飛ばした。
しかし、たまたま二人の帯はしっかりと結ばれていたのである。千尋の滝つぼへともんどりうって落ちていったのは、いたいけな娘とその子を憎み続けた継母の二つの塊であった。
それ以後、人々はこの滝を「まま子滝」と呼ぶようになり、二人の供養のため、滝の近くに二体の観音像をまつった。この観音にちなんで「観音滝」とも呼ばれるようになった。
(須木村史から・一部中略) / 引用おわり
しらみとりの岩
現在、滝の上まで行けるかは不明ですが、昔は、真上まで歩いて行くことが出来てそこに「しらみとりの岩」と文字が彫られた岩がありました。
(注記)ここへの下り口は解りつらかった記憶があります。現在傍まで行けるかは未確認、不明です。水量の多い時は行けないと思います。
宮崎の美しい花・神話ゆかりの場所などを紹介した動画の紹介
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