〔前の写真〕 〔次の写真〕

古事記編さん1300年記念神話巡りワンコインツアー

コース:江田神社〜みそぎ池〜西都原古墳群〜記紀の道〜西都原古墳群〜青島

〔江田神社鳥居前にて 〕

世界のほとんどの神様は天地創造(てんちそうぞう)をします。
日本の場合は男女神である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)が「産む」
ことによって国土(こくど)ができたということになっている。
まず、淡路、四国を産み、 次に隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡を産み、 さらに本州を産んで、 大八島国
(おほやしま)という名ができた。

こうして世界を構成(こうせい)するあらゆる 神を産んだ伊邪那美命は、 最後に火の神である迦具土神
(かぐつちのかみ)を産み、 やけどを負って死んでしまう。 これを嘆いた伊邪那岐命は、 妻を黄泉(よみ)の
国まで追っていくが、そこで汚(けが)れを受け、あわてて逃げ帰って 史上初めて「みそぎ」をする。

みそぎの時に産まれたのが、 高天ヶ原(たかまがはら)の支配者(しはいしゃ)となる太陽の神・天照大御神
(あまてらすおおみかみ)、 それに八岐の大蛇(やまたのおろち)を退治(たいじ)した荒(あら)ぶる神・須佐之
男命(すさのおのみこと)、 夜の世界を治める神である月読命(つくよみのみこと)など 古事記(こじき)のスー
パースター的な神々。(尚この時生まれたのは全部で30人くらいだそうです。)

その場所が、 今の神主(かんぬし)さんの祓詞に残る 「筑紫(ちくし)の日向(ひゅうが)の橘(たちばな)の
小戸(おど)の阿波岐原(あわきがはら)
」 であると古事記は伝える。

筑紫は九州、日向はもちろん宮崎のこと。 橘は通りに名を残し、小戸神社も現存するし、 阿波岐原は
シーガイアのある 一ッ葉海岸(ひとつばかいがん)の一角の地名。

そして阿波岐原に、伊邪那岐命、 伊邪那美命を祭る江田神社は鎮座する。

 (みそぎ池の案内板等を参考に記載)

画像一覧へ戻る



Photo Miyazaki 宮崎観光写真

神話のふるさと みやざき