back 宮崎の神楽  

椎葉神楽発掘 渡辺伸夫 著(目次)


椎葉神楽の唱教などをより深く知りたい方には、この本でしょう。

椎葉神楽発掘 渡辺伸夫 著 椎葉神楽発掘 渡辺伸夫 著



単行本:A5判・482ページ・カラー口絵16頁 出版社: 岩田書院 (2012/07) 4,800円 (税別)
国の重要無形文化財である宮崎県椎葉村の「椎葉神楽」を、永年にわたる著者の研究成果をまとめる。 村報『広報 しいば』に127回にわたり連載され、研究者から注目されていたものに、新たな知見を加える。 本書でもっとも力をそそいだのは唱教(唱え言)と神歌であり、宿借り曲(山の神が一夜の宿を乞う問答体の曲)の解明である。 【主要目次】 口絵カラー写真35点 本文中写真285点  以上、岩田書院サイトより引用

関連リンク
 椎葉神楽 発掘(椎葉村アーカイブス)
 amazon(岩田書院)
 楽天ショップ(CD&DVD NEOWING 楽天市場店)

椎葉神楽発掘 渡辺伸夫 著

目次


第一部 椎葉神楽概説



第二部 唱教と神歌



第三部 椎葉神楽とその周辺





内容は 発行時点のものであり、先々変更になる場合があります。
最新情報は、各公式サイト等でご確認をお願いします。


椎葉神楽発掘 渡辺伸夫 著(目次)



以下は、平成三十年に撮影した、嶽之枝尾神楽「宿借り」の場面です。

「椎葉神楽発掘」より一部引用
"暗くなって一人の旅人が神楽宿にやって来る。
破れ笠に蓑を負い、腰に刀を帯び、破れわらじをはき、竹杖をついたみすぼらしい姿である。
旅人は「御宿申し候」と一夜の宿を乞う。
太鼓に腰をかけた宿の主人が、右手に旅人と同様の竹杖をついて「御宿なるまじく候」と対応する。
宿借り問答の始まりである。
主人は赤ひげに猿まなこの旅人の醜さをあげて宿を断わるが、歌妻のいわれ、旗雲のいわれの問答が続く。次に歌妻のいわれの一部を示す。

嶽之枝尾神楽 宿借り takenoedao_yadokari

− 嶽之枝尾神楽 宿借り −
旅人 ほっと承り候。我等こそ是より山口にさし入りて歌うたる歌妻は、なにとて歌わせ給うや。皆人は山口しむる山廻りを中山しめてわが山にせんとさんどうと歌うたる歌妻のいわれとか承り候 ・・・(以降は本著をご覧ください)




宮崎の神楽

Back to Top