SONY α7II α7RII α7SII用 VG-C2EM同等の縦位置グリップ Meike MK-A7U 紹介&リモコン日本語説明書(概略)
〜 このページの内容について 〜
あくまで、購入した個体に対する、個人の感想を書いたものです。仕様は変更になることがあります、また、記載ミスがあるかも知れません。最終的には購入先サイトなどで最新情報のご確認をお願います。
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カメラはSONYのα7R II ILCE-7RM2をメインに使い、高い位置から撮影する際には、無線のリモートリモコンレリーズを使用しているのですが、先日、ロケハン中にリモコン(送信機側)を失くしてしまいまして・・(涙)
新たな電波式の無線リモコンレリーズを入手しようと、インターネットで探していたのですが、その際、縦位置グリップに受信機を内蔵したシャッターリモコン付きの縦位置グリップ「SONY α7II α7RII α7SII用縦位置グリップ Meike MK-A7U」(
無線リモコンもついて、購入価格、\7,499円(送料込)※購入当時の価格)を発見、早速購入、
質感も良く、コストパフォーマンス抜群!の製品でした。
インターネット上に詳しい情報も無く、検討中の方向けに、紹介ページを作ってみました。
ちなみに、当方は企業からお金を貰って記事を書いているWebマーケティングライターではございませんのであしからず(^^)
バッテリー2個連続使用可能となり、効率的
風景撮影がメインの私の場合、縦位置で撮ることは殆んど無く、縦位置での必要性は全く感じておりませんでしたが、バッテリーが2つ連続使用出来るメリットは大きいです。
星景などの長時間インターバル撮影もさることながら、極寒の夜神楽撮影などでは、周囲温度も低い為バッテリーの消耗も激しく、さらにα7II系は、バッテリーが小型の「NP-FW50」仕様なので、ここ一番を撮り逃してはならないと、バッテリー残量表示20%位になると、使い切る前に新しいバッテリーに交換しておりました。Meike MK-A7Uを使用することにより、一本は完全に使い切る事が出来るようにるメリットは大きいです。(低温下での使用で、気になるとすれば、本体への内蔵の時と違い、本体の自己発熱の恩恵が全く受けられなくなるという点でしょうか・・)
バッテリーの持ちだけの問題なら、カメラのUSB端子からモバイルバッテリーで電源供給って手段もありあますが、接続部の接触不良などを考えると、三脚に構えて撮影などに限定されますし・・。
過去に、ソニー純正の縦位置グリップ VG-C2EMも検討したのですが・・使用頻度を考えると、割高感もあり、なかなか手が出ませんでした。
価格コムで見ると、この記事を書いている時点でSONY純正品の底値は amazonでの 26,220円です。
➡ ソニー SONY 純正 縦位置グリップ VG-C2EM
Meike MK-A7Uは、単なるVG-C2EMの互換縦型グリップではないのが魅力!
VG-C2EM互換(同等)の縦位置グリップは、他にも多く発売されておりますが、今回購入したものは、縦位置グリップ機能に加え、
無線リモコン機能付きで、遠隔操作でリモートシャッター機能、バルブ撮影、タイムラプスなどの撮影も出来る優れもの。
無線リモコンもついて、購入価格は・・なんと、\7,499円(送料込)
(上記はで当方が購入した時の価格です。価格は変動します。)
無線のリモコンレリーズだけでも、\4,000円程度はしますから、お買い得の品。
ソニーα7II α7RII用 縦位置グリップ Meike MK-A7Uの特徴
- 2個の電池(NP-FW50)を収納でき、カメラの動作時間を倍に延長できます。(一個での使用も可能です。)
- 純正と同じ数のスイッチ、前後ダイヤルを装備。
縦位置コントロールON/OFFスイッチ、前ダイヤル、後ダイヤル、ボタンシャッターボタン、C1(カスタム1)ボタン、C2(カスタム2)ボタン、C3(カスタム3)ボタン、AF/MF(オートフォーカス/マニュアルフォーカス)ボタン/AEL(AEロック)などを装備。
- グリップの構造は、ABS樹脂、表面には一部ゴムシートが貼られており、カメラ本体と似た質感で、とても良く出来ていると思う。
- SONY純正縦位置グリップ(VG-C2EM)同様、本体USB端子からグリップに挿入されたバッテリーを充電することは出来ません。
- SONY純正縦位置グリップ(VG-C2EM)と違い勘合部など防滴構造になっていないので、雨などには注意。
- ワイヤレスリモコンリモコン、グリップ間の通信は、2.4GHz無線 FSK(デジタル変調)を使用し、速度、距離、安定性を確保。障害物が無ければ100mでの制御可能。
- ワイヤレスリモコンリモコンは、不用意にキーに触って誤動作しないよう、キー動作をロックする機能あり。
- ワイヤレスリモコンリモコンは時計表示あり、タイマー機能は、遅延時間、露光時間、画像間隔隔時間、撮影枚数などを設定出来る。液晶の照明機能もある。
- ワイヤレスリモコンリモコンの使用電池は、一般的な単四乾電池。
- 同機種間の混信防止の為、通信チャンネルは、0〜99chまで任意に設定可能。(乾電池を抜いても記憶しているようだ。)
- 付属の取説は、英文・中国語、日本文は無し。本体へのセッティングはおそらく誰でも出来るとは思いますが、カメラのバッテリーカバーの取り外し、グリップ部への取り付けが分かり辛いかなぁー、この辺りは、ソニー純正の縦位置グリップ VG-C2EMとほぼ同じです。
〔参考リンク〕ソニー純正の縦位置グリップ VG-C2EMの取説は ➡こちらから
ワイヤレスリモコンの設定に関しては分かり辛いと思います。自分なりに要約した説明文を下に記しておきました。
➡ リモートコントローラーの機能設定等
Meike MK-A7Uを手にしてみて、気に入った点、デメリットなど・・
メリット- 価格の割りに、質感がいい。
- α7系は、リモコンレリーズのプラグが、暗いところでは(大概こういうシーンで使うものですが・・)非常に差し辛いです、このグリップ&リモコンあれば、その必要もなくなり、手間要らず。バルブ撮影さえも即座に出来きる、優れもの。
- リモコンの任意に設定出来るタイマー機能は、タイムラプス撮影、星の撮影、ホタルの撮影などでも活躍しそうです。
- 2個連動でバッテリーの持ちも二倍となり、航空祭での連写が多い撮影などでも重宝。
デメリット・気になる点- カメラバックに入れたりする時、意外にかさ張る。当方の一般的な3段防湿庫では横向きにしないと収納出来なくなった。
- 縦グリは大袈裟に見え、肩にかけ持ち運ぶ際など恥かしい(笑)。
- バッテリー二個の内、バッテリー1は上から装着する為、コツが要る(慣れれば気にならない範疇)。
- 三脚を使用時、三脚座の無い望遠レンズを使う際には、グリップ部を三脚に取り付けると思いますが、グリップ部は樹脂構造なので、厳密には三脚使用時の剛性(ブレ耐性)は下がると思います。(純正も同じかと)
- これも純正の縦位置グリップでも同様のことですが、グリップを装着する際、本体のバッテリー蓋を外す必要があり、戻す時には、再び装着する必要があり面倒。当方は、普段、SONY純正の ボディケース LCSEBF、を使用しているので、この部分はボディーケースで覆いかぶさるし、防滴防塵が気にならないところでの使用なら、本体の蓋は外したままでもいいかなぁーっと。
今回、当方が「Meike MK-A7U」を購入したのは下記 Amazonでの通販
Amazon ¥7,499円(最安値)
➡ Meike MK-A7U 垂直バッテリーグリップ バッテリーホルダー Sony A7UA7RII DSLR カメラに対応 2.4GHz ワイヤレスリモコン付き【並行輸入品】(amazonリンク)
価格: ¥7,499 通常配送無料
※リンクしたamazonサイトにある説明写真は、スイッチのレイアウトの違うものが混在してたり、リモコン液晶の照明の色が青っぽかったりと、実物とは異なる写真もあります。(こういった海外製品にありがちなものではありますが。)
【 追記 】2018/12/20確認したところ、価格は¥8,980円に値上げされているようです。
楽天ショップの場合
送料込みで、\8,780円(ヤフオクも同額)でした。
➡ 【正規品 純正品 3ヶ月保証!!】Meike MK-A7 II Sony A7 II A7RII DSLR カメラに対応 垂直バッテリーグリップ バッテリーホルダー 2.4GHz ワイヤレスリモコン付き ゆうパック発送のみ三ヶ月保障あり(楽天ショップリンク)
価格:価格 7,980円 (送料別)
上記楽天ショップの「正規品 純正品」といった文は誤解を招くような気もします。
※ 上記の情報及び価格は2018年10月4日時点での情報です。
機能ボタンなどの位置
バッテリー残量 本体表示
リモートコントローラーの機能設定等
時計機能
時計合わせ(初期設定)
リモコンの裏部を空け、単四電池2個を挿入した後、時計を設定します。
時間は24時間形式で入力します。
時間表示モード:SETキーを軽く押すと、時間が点滅します。このとき、右/左の矢印キーを押すことで、時と分を選択出来ます。
時・分、それぞれの点滅状態の際、上/下矢印キーを押し、現在の時間に合わせ、(SET)を押すと時間を設定出来ます。
尚、秒については、時・分のような設定は無く、(SET)を押した段階で自動的に00になります。
SETキーを軽く押した後 上/下矢印キーを押すことにより、時間モード、無線リモコンモード、タイミング写真モードが選択出来ます。
チャンネルの設定(ワイヤレスリモコンモード)
リモコンとグリップは電波で通信しています。
他の同機種のユーザーと電波が重複しないよう(混信しないよう)チャンネル設定を行います。
チャンネル数は、100、00〜99 任意の数字に設定します。
(SET)を押して、上キーを押すと、下側にCH〔00〕が表示されます。この際、(SET)を二度押すと、一桁目目が点滅します。
一桁目と十桁目は 右/左の矢印キーを押すことで、選択出来ます。
それぞれ点滅している段階で上/下矢印キーを押し、数字を選び、(SET)を押すとその数字が記憶されます。
その後、グリップの電源スイッチをONにして(10秒以内?)リモコンのシャッターボタンを押すことによりグリップとリモコンのチャンネル合わせが完了します。
シャッターボタンを半押しすると、ピント合わせ(緑色のLEDが点灯)し、シャッターを切ると、赤色のLEDが点灯します。
仕様が定かではありませんが、試したところ、一度設定した数字(チャンネル)は、一時的にバックアップされているようで、乾電池を抜いても、記憶しているようです。但し時計は別回路のようで12:0000にクリアされるようです。
時計表示
19chに設定した例
バルブ撮影
シャッターボタンを3秒間長押しすると、バルブ撮影を行うことも出来ます。
バルブ撮影の際には、B表示され、時計はバルブ撮影している時間に切り替わります。
もう一度シャッターボタンを押すとバルブ撮影は解除されます。
タイミング機能
自動でシャッターを切る機能の設定します。
露出時間、インターバル時間、撮影枚数などを設定します。
ワイヤレスタイミングリモートコントロールモード
(SET)を押して、上キーを2回押すと、ワイヤレスタイミングリモートコントロールモードになります。
表示上に、DELAY LONG INVL
中央に 00:00001
下に N〔001〕
表示がでます。
〔DALAY〕=撮影開始までの時間設定
スタートボタンを押して何秒後から露出を開始するかの、最初の遅延時間設定です。
SETキーを軽く押すと、〔DELAY〕と同時に、時間末尾2桁が点滅します。
右/左矢印キーを押して、時、分、秒を選択、上/下矢印キーを押し、数字を選び、(SET)を押すとその数字が記憶されます。
(例)00:0005 に設定すれば、スタートボタンを押した5秒後からタイミング撮影が開始されます。
〔LONG〕=露出時間の設定
〔LONG〕を選択、ここでは露出時間を設定します。
(例)00:0010 に設定すれば、10秒間の露出時間となります。
カメラ側がB(バルブ)設定になっていない場合には、カメラ側の設定が優先されます。
例えば、カメラ側の露出がオートになっており、1/60で適正露光になった場合、10秒間設定してもカメラ側のシャッターが優先され露光1/60秒となり、残りの時間(10秒−1/60秒)は、シャッターを押したままの待機時間となります。
リモコン側の露光時間中は、赤色のLEDが点灯します。
通常、露光前に2秒程のシャッター半押し時間が自動的に挿入されます。
この際、緑色のLEDが点灯します。
この時間は、オートフォーカスなどの合焦時間を考慮してのことだろうと思われます。
(インターバル時間が2秒以下の場合には、インターバル時間が優先されます。)
〔INVL〕=次の露出までの待機時間設定(インターバル)ばあ
〔INVL〕を選択、ここでは露出時間を設定します。
(例)00:0020 に設定すれば、前回の撮影後、20秒間待機した後、次の撮影に入ります。
〔N〕=撮影枚数の設定
〔N〕を選択、ここでは撮影枚数を設定します。
ここで設定した枚数を撮り終えると、連続撮影は完了し、待機状態となります。
3桁の数字は撮影枚数の設定を表します。
尚、「999」と入れると表示は「---」表示となり、枚数規制無しになります。
一連の設定後、〔スタート/ポーズボタン〕を押すと、設定したシーケンスで撮影が始まります。
※ワイヤレスタイミングリモートコントロールモード 以外(時計モードなど)ではスタートしません。
設定例(タイムチャート)
露光中は赤色LED
半押しでは緑LED
ライト点燈(数秒後に自動消灯)
塗装などの質感は本体と遜色ない
パッケージの印刷
パッケージの印刷
製品仕様等は変更になる場合があります。あくまで当方が入手したものについて、短期間使用した時点での感想です。
劣化等については不明です。耐久性が気になるところは・・バッテリーの勘合部の接触、バッテリー部の樹脂製板バネ、ロック部の摘みの強度などでしょうか・・。
大丈夫とは思いますが・・ストラップフック部が壊れたら最悪カメラ落下・・金属とは言え・・「チキン」な私は使用しません(^^;)
ロワジャパンの互換品は"同一種類のバッテリでご使用ください。 (純正、互換など組み合わせてご使用をされますと不具合が発生します)"と注意書きがありましたので、二種類の社外品バッテリーを混在させてテストしてみましたが、問題無く認識するようです。
写真を拡大して見ると、カメラに埃が沢付着してますね、掃除して撮影すればよかったと後悔(--;)
余談ですが・・
α7III用の縦位置グリップも発売されているようです。こちらは、新らしく"ジョイスティック"なども追加されており、価格もちょっと高めですね。
➡ Meike 新MK A9 Pro バッテリーグリップ ブラック縦位置撮影互換 A7MIII A7RIII A7SIII A7III 内蔵2.4Gワイヤレス リモコン付き +Adison Tek クリーニングクロス(Amazon) ¥11,599円
A9 A7MIII A7RIII A7SIII A7III
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